モチベ問題には、これが効く。

EIKO（＠englisheiko）です。

私が受けている英語に関する相談で、
勉強法に次いで多いのが
「モチベーションの維持」に関することなんです。

モチベーションは、
英語を学ぶうえでとても重要ですよね。

英語に限らず、
モチベーションは
何をするにも要になります。

しかし、英語の勉強を進めるうちに
最初の情熱が薄れていることも多いと思います。

「なんであんなに燃えていたんだろう？」

と、自分でも理由がわからないまま
気づいたらなぜかモチベーションが
下がってしまっていることもありますよね。

しかし、逆にいうと、予防法さえ知っていれば
一撃でモチベーションを上げることは可能です。

私自身、集中力を上げるためにも
モチベーションの管理はいつも意識しています。

先日も、モチベーションで悩んでいた
相談者の方と真剣に電話で話しました。

初めは、

「どうしてもサボってしまい、続かない。」
「いざとなると、やる気が起きない。」

とかなりモチベーションが低く悩んでいましたが

電話し終わった後は、

「これでもう、やる気出ました！」
「この後すぐ勉強始めます！」

と、1時間前とはまるで人が変わったかのように、
モチベーションが上がっていました。

今回の記事は、
私の相談者さんがどうやって
英語学習のモチベーションを上げたのか？

また、モチベーションが下がる原因と
予防法について話していきます。

この記事は、
私自身のモチベーションが下がった時の対策のためにも
かなり本気で書きました。

モチベーションが下がる理由

そもそも、なぜモチベーションは下がるのでしょうか？

原因を知っておかなければ、
一時的にモチベーションが上がっても、
またすぐに下がってしまう、ということを繰り返します。

モチベーションを高く維持するためにも
根本的な原因を知っておく必要があります。

まず、モチベーションが下がる理由は3つ考えられます。

ゴールがぼんやりしている

英語を始めるきっかけは人それぞれ。
だから、目指す先も人によって違います。

「外国人の友達を作って英語で話してみたい」
「ビジネス英語を身に付けて外資企業に転職したい」
「英語を勉強して憧れの海外移住を実現したい」

など、目的は人の数だけありますよね。
しかし、いざ勉強を始めると
この目的を忘れてしまうことが少なくありません。

せっかく「なりたい自分」を
叶えるために始めた英語の勉強も、

「英語の勉強」自体が目的になると
モチベーションは下がってしまいます。

「英語を勉強した先に、
どんな自分になっていたいのか？」

という自分のゴールを設定し、
そこからブレないようにすることが重要です。

「楽しい」と感じられない

これは、誰もが通る悩みの種ですね。

最初は、知らないことも多いうえに
やればやるほど「これだけやった！」と
達成感を感じて楽しんで勉強できます。

でも、基礎が身についてきて
少し成長が停滞してくると
一連の英語学習が作業のようになってきて
だんだん「楽しい」と思えなくなります。

勉強し始めたころより
かなり進んでいるはずなのに、
「成長している」という実感がない。

本当はレベルアップしているのに
自分では今のレベルが当たり前になっているから

「これ以上無理なんじゃないか」
「自分はここまでなんじゃないか」

と思い始める。

これは誰にでも起こることです。

人間、できるようになると
できなかった時のことは忘れてしまうんです。

だから、楽しくなくなってきたら
自分がスタートしたダメダメだった時のことを
振り返ってみてください。

そして、もう一度自分のゴールに
向きなおしてみましょう。

間違った勉強法をしている

これは私も通った道です。

日本人は、少なくとも
中学から英語を勉強しているわけで
ちゃんと正しい方法で学べば
英語を話せるようになるし、
自分のことばで伝えられるようになります。

しかし、当たり前ですが、
ムダな勉強をしていると効果がないので
成長を感じられず
モチベーションはどんどん低下します。

例えば、世の中一般的には
英語力を高めるのに効果的といわれることが
実は全然意味がないことだった、
ということはめずらしくありません。

「これで話せるようになるんだ」

と信じて続けても、全く効果が出なければ
モチベーションは下がる一方ですよね。

だからこそ、正しい勉強法は
必ず知っておく必要があります。

モチベーションを一撃で上げる方法3つ

モチベーションが下がる原因がわかったら、
次は、モチベーションを上げる方法を見ていきましょう。

具体的、かつ効果的な3つについて話していきます。

1．海外ドラマ・映画のワンシーンを見る

これは、「自分の好きなもの」であるほど効果的です。

「ブラピのこのセリフかっこい～～～！」とか
「エマワトソンのこのシーンきれいすぎる…」とか。

そこにはほとんど英語のセリフがあるはずなので

「こんな風になりたい！」

という気持ちが、
下がったモチベーションを爆上げしてくれます。

長くなくても、10秒程度でOKです。

私はMARVELシリーズが大好きなので

アイアンマンの最後
「I am Ironman.」

アベンジャーズ／エンドゲーム
「Whatever it takes」

みたいなたった一言だけで
テンション上げられます。笑

この聞くと、つい真似しちゃう！って
くらいのものだといいですね。

2．息抜きに英語系Youtubeを見る

今は、英語系Youtuberさんたちが
有益な動画をたくさんアップしてくれてますよね。

お気に入りのYoutuberさんを見つけて
息抜きがてら、動画を一つ見る。

すると、最初は息抜きのつもりだったのに
いつのまにかまたモチベーションが爆上がり
ということも少なくありません。

例えば、英語系Youtuberでおなじみの
Kevin’s English Roomのこんな動画を見ているうちに
面白くなってきて、英語勉強スイッチが入る。

みたいなことは良くあります。

一見英語から離れているようでも、
不思議とモチベーションは復活します。

3．「やる気ないわ～」と英語でボヤいてみる

「あ～めんどくさ」

「全然やる気出ない」

って思うこと、ありますよね。

そういうときに、

あえて

英語で声に出して言ってみる。

I don’t want to.
めんどくさい…

I don’t feel like it now.
今そういう気分じゃない。

I’m too lazy to study English today.
今日は英語勉強するのめんどくさい！

みたいな感じです。

こうして、ふとした瞬間に
英語でつぶやくクセをつけておくと、
たとえ「ネガティブ」な感情だったとしても

「あれ、私いま英語自然とでてきてた！」

ってなってモチベーションも復活したりします。

「感情」を伴った独り言は
定着するので、おすすめですよ。

「めんどくさい」の言い方で
参考になる動画があったので
合わせて見てみてください。

モチベーションを維持するコツ

では、最後にモチベーションを
高く維持するコツを紹介します。

一言で言うならば、

「モチベーションについて考えない」

です。

「え？」

ってなったかもしれません。

逆説的ではありますが
モチベーションについて考えすぎない
ということが重要なんです。

つまり、
夢中になってしまう
ことが一番なんですよね。

そのための具体的なコツ
3つ紹介します。

1．意識を変える

英語に対する苦手意識を持っていると
「楽しい」
と思うことは難しくなります。

だからこそ、

「英語は簡単」
「自分はもう英語を話せる」

という意識に変えることが大事です。

こちらの記事にも書きましたが、

「英語をなかなか話せない」
という視点に立って勉強するのと

「すでに英語を話せる」
という視点に立って勉強するのは

天と地ほど差があります。

前提の意識を変えておくことは
モチベーション維持にも非常に重要なので
忘れないように毎日この意識を
染み込ませてください。

2．期限を決める

英語はどんな天才だったとしても
1日、2日で話せるようにはなりません。

つまり、時間がかかります。

しかし、だからといって
ダラダラと続けていては
ゴールを見失ってモチベーションが下がります。

「来月までにここまでやる」
「年内に日常会話レベルは達成する」

など、具体的な期限を設定し、宣言しましょう。

このとき、目標は細分化して
小さな達成感を感じられるように
するのがポイントです。

3．アホほど小さな習慣をつくる

これも、重要です。

アホほど小さな習慣というのは
例えば、

「腹筋1回」とか「単語1個」

これくらいです。

つまり、

「目標：毎日、1つだけ単語を見る」

さすがに、1個ならイヤと言う人は
いないんじゃないでしょうか。

まあ、単語1個もイヤなら
英語話せるようにもなりません。笑

この方法は

「小さな習慣」

という本からヒントを得ました。

この表紙に

「目標は、ばかばかしいくらい小さくしろ！」

とあります。

これがかなり的を得てたので
試してみたら
英語学習にも超効果的だったんです。

本の中では
「腕立て伏せ1回チャレンジ」として
運動をどうしても続けられなかった筆者が

「とにかく1回だけ腕立て伏せをする」

というバカみたいに小さな目標にしたところ
人生が変わるほどの体験につながっていく
という話が紹介されています。

これであればモチベーションという
言葉すら気にせず、おのずと習慣化されます。

だまされたと思って、ぜひやってみてください。

※ちなみにこの本は、先述の副題
「目標は、ばかばかしいくらい小さくしろ！」
が言いたいことのすべてだと思うので、
個人的には読まなくてもいいと思います。

　

英語学習に重要なモチベーション。

　

まとめるならば、

「いかにハードルを下げて習慣化し
モチベーション云々、というヒマを与えないか」

が継続につながる、といえます。

　

これからは
モチベーションを言い訳にすることなく、
自分のゴールに向かって突き進みましょう！

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