英語は勉強するもの?学習するもの?

 

EIKO(@englisheiko)です。

 

突然ですが、

英語を勉強している
英語を学習している

あなたはどっちの表現を使ってますか?

 

これって、同じようで
全く違うんですよね。

 

言葉には「言霊」という
ものがある
と言われるように、

普段どんな言葉を使うかって
人生においても結構バカにできない話です。

 

(ちょっと壮大ですけど。笑)

 

私はというと英語を話すことにおいては
意識的に「勉強」という言葉は
できる限り使わないようにしています。

 

もっというと、
英語は「勉強」<「学ぶ」と言うべきだ
とおすすめしています。

 

それはなぜなのか?

今日はその話をします。

 

今、英語に対して苦手意識のある方は、
これを読めば英語に対する意識が変わり

ふわぁ~~~~っと

軽い気持ちになれるはず。

ぜひ最後まで読んでみてください。

「勉強」と「学習」の違いとは

 

「勉強」と「学習」の間には
どんな違いがあるのか?

 

まずは言葉の辞書的な意味を調べてみました。

勉強
① 努力をして困難に立ち向かうこと。熱心に物事を行なうこと。励むこと。
気がすすまないことを、しかたなしにすること。
③ 将来のために学問や技術などを学ぶこと。

学習
① 学びならうこと。
② 過去の経験をもとに新しい知識や技術を習得すること。
③ 経験によって、過去の心理的、行動的な経験をこえて新たな行動の仕方を習得すること。

(コトバンクより抜粋)

注目してほしいのは、
「勉強」の意味の①、②です。

「困難」「気が進まないこと」「しかたなしに」

とんでもなくネガティブじゃないですか?笑

 

「勉強」って
それぞれの漢字を見るだけでも
なんだか強そうだし、
辛そうなイメージを感じるのは
おそらく私だけじゃないと思います。

 

Googleで「勉強」と検索して
一番上にでてくるOxford辞書でも、

 

無理にでも、努力して励むこと」

とあるんですよね。笑

 

だから、

「英語を勉強はじめました!」
「英語の勉強しなきゃ!」
「英語の勉強法」

などと日常的に言っている人は
実は、要注意なんです。

 

だって、それじゃ

英語=「困難」「気が進まないこと」「無理にでもやること」

 

ってことになってしまいます…泣

 

大人になってから英語を学ぼうとしてる、
もしくは、学び始めたっていう人は

  • 「英語を話せたら楽しいだろうなぁ!」とか
  • 「英語でもっと人生楽しみたい!」とか
  • 「英語ができたら給料も上がるぞ!」とか

少なくともポジティブで明るい未来を
イメージして始めていると思います。

 

なのに「勉強」という言葉を使うと

「学校の授業」
「テスト」
「つらい」
「やらなきゃ」

というような義務感のある言葉が
連想ゲームのように勝手に
ポツポツと湧いてきたりしちゃうんですよね。

(気づいているかいないかにかかわらず)

 

だから私自身については、
英語を話せるようになるぞ!と決めた時

「“勉強”は、もうしない」

と決めました。

英語を話せないことに何度も挫折して
諦めそうになった経験があったからこそ

「嫌い」「つらい」「無理」

という気持ちになったら一生できない
と思ったからです。

学ぶとは真似ること。習うとは慣れること

それに対して、「学習」

  • 学びならうこと。
  •  過去の経験をもとに新しい知識や技術を習得すること。

ということで、ポジティブなイメージ、
能動的で自ら行っているイメージがありますよね。

 

そして、特に「英会話」においては
「学習する」というのがぴったりである
決定的な理由があります。

 

それは、

学ぶ=真似る
習う=慣れる

だからです。

 

「学ぶ」の語源は、
「真似ぶ」であり真似をすること
なんですよ。

そして、

「習う」には
「経験を積んで、慣れる。習慣になる」
という意味もあります。

どうですか?
もう「英会話」にぴったりなワードなんです。笑

 

赤ちゃんがパパママの話す言葉を真似して
母国語を習得するように、

私たちも英語という第二言語を
実用的なレベルで話せるようにするには

まずは教えてくれる人の言うこと、
そしてゆくゆくはネイティブの真似
するのが一番ですよね。

 

そして、言語を使えるようにするには
当然経験を積んで、慣れる必要があります。

学(真似る)+習(慣れる)=学習

 

ということで、もう完璧なのです。笑

 

英語を話すことは、
「真似して」「慣れる」だけ。

 

と考えた途端、

ふわぁ~~~~っと

肩の荷が下りた気分になったんですよね。

 

これが、

英語を「勉強」するんじゃなく
英語を「学習」しよう!

と、私がすすめる理由です。

会話は「学習」・TOEICは「勉強」?

個人的には
TOEICや英検のような
採点基準のあるものは「勉強」で
英会話のような正解のないものは「学習」
というのがしっくりきます。

 

机に向かって
ストイックに頑張るのが「勉強」で、

経験を通して
学びを得て進むのが「学習」という感じで

英語を話すことってまさに後者だと思うんですね。

私たちが今あたりまえに日本語を話せるのも
「勉強」してきたっていう意識はないはずです。

 

あ、私は「勉強」を
批判するつもりは全くないですよ。笑

点数とか合格に向かってチャレンジする
ゴリゴリの勉強も、好きです。
(受験勉強も全然もう一回やれるタイプですw)

 

でも本来「会話」って
人とのコミュニケーションを楽しむものだし、
資格試験や受験勉強とは別の楽しみがあると思っていて。

なのに「勉強」という言葉を使うことで
自分自身を知らないうちに苦しめてませんか?

だとしたら、もったいないよ~!

ってことが言いたかったんですね。

 

「勉強する!」ということで
モチベーションが上がったり、
やる気がみなぎる人は変える必要はないです。

 

でももし気づかないうちに
自分自身を苦しめている人がいたら、

あくまで英語を話すことは、
「学習=“真似”をして“慣れる”」
という認識に変えてみる。

すると英語に対する気持ちが変わって
ふわっと軽い気持ちになれるんじゃないかな?

と思って、今回の記事を書きました。

 

学ぶことも
勉強することも

本当にすばらしいことです。

 

だからこそ自分を苦しめず、
ぜひ過程も楽しんで成長していきましょう^^

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