【衝撃】エド・シーランのPerfect歌詞はすべて中学英語でした

 

EIKO（＠englisheiko）です。

 

 

 

私は、

・20代後半スタートで、
・日本にいながら、
・留学ゼロで、

英語を話せるようになりました。

 

 

 

3才児レベルの英語も口からすぐに出なくて
泣きそうになったこともあったけど、

今では英語でのやりとり必須の仕事をこなし、
海外の友達とくだらないことで笑ったりして
英語のおかげで楽しい毎日を送ってます。

 

 

 

そんな私が最終的に行きついた結論は

大事なことは
いつもシンプル

ということ。

 

 

 

つまり、
英語を話すのは難しくないし、
英語を話すのに必要なことはいつもシンプル
なんですよね。

 

 

それを歌で証明してくれているのが
世界的歌手のEd Sheeranの名曲、

 

「Perfect」

 

です。

 

 

超・名曲ですよね。私も大好きな曲です。

 

 

でもこのPerfectという曲、
英語学習にもパーフェクトだったんですよ。

 

 

この曲を聞いたことがないという人は
聞いて損はないです。得しかないです。

 

 

基本的にわたしは
洋楽は好きなものを聞けばいいと考えてます。

 

ですがこのPerfectという曲は、
これは英語力を上げる、そして
言語そのものについて考えるのにも
非常に優れた教材です。

 

・英語を話せるようになりたい人
・洋楽で英語を勉強したい人
・エド・シーランが好きな人
・Perfectが好きな人

 

 

どれか一つでも当てはまる人は
ぜひ読んでみてください。

 

“伝わる英語”

“人の心を動かす英語” 

が、いかにシンプルかよくわかります。

 

そして英語に対するハードルが下がり、
英語を学ぶのがもっと楽しくなりますよ。

 

 

では、見ていきましょう。

エド・シーランって？Perfectってどんな曲？

 

エド・シーランを知らない人のために
簡単に説明しておくと、

 

彼はイギリスのシンガーソングライターで
世界で最も権威ある音楽賞である
グラミー賞を4回も受賞した世界的歌手です。

 

そしてこのPerfectは、

 

エド・シーラン自身が当時の彼女に
プロポーズするために作った歌です。

 

この時すでに彼は世界中で売れていたので
そんな人が自分の大切な人のために作る歌って
めちゃくちゃ思い入れのある大切な歌ですよね。

 

今や結婚式で使われる代表ソングの一つですし
Youtubeの再生回数は35億回を超えてます。

“35億再生の名曲”の歌詞もすべて中学英語でできていた

 

オフィシャルのミュージックビデオは
歌詞がでないのでこの動画を見てください。

 

歌詞によーーーーく注目して
聞いてみてください。

 

なにか気づきませんか？

 

 

 

・・・そうです。

 

 

歌詞のどれもが
超カンタンな単語

なんです。

 

 

文章単位だと一発では意味がわかりにくい
文もあるかもしれませんが、

 

単語単位だと
驚くほどカンタンな単語だらけです。

 

 

そして、

難しい構文は一つもありません。関係代名詞すらないんですよ。

 

文法的にはリアルに中学英語だけです。

歌詞を一語一句研究してみた

気になったので歌詞の単語をすべて書き出して
スプレッドシートにまとめてみました。

 

こんなことしてる人は
他に誰もいないと思うので
日本初と言っていいでしょう。笑

 

 

この歌は296の単語からできています。

 

そこで、すべての単語を抽出して
多く使われている順に並べ替えてみました。

 

それがこちらです。
ぜひ上から順番に丁寧に見てみてください。

順位	単語	回数
1	I	24
2	be	13
3	you	13
4	in	11
5	my	10
6	the	7
7	a	6
8	look	6
9	to	6
10	darling	5
11	just	5
12	know	5
13	love	5
14	we	5
15	and	4
16	find	4
17	not	4
18	our	4
19	perfect	4
20	this	4
21	will	4
22	your	4
23	arm	3
24	baby	3
25	barefoot	3
26	between	3
27	but	3
28	carry	3
29	dance	3
30	dark	3
31	favorite	3
32	grass	3
33	listen	3
34	me	3
35	on	3
36	see	3
37	song	3
38	tonight	3
39	when	3
40	with	3
41	all	2
42	beautiful	2
43	deserve	2
44	do	2
45	eye	2
46	for	2
47	girl	2
48	have	2
49	hold	2
50	it	2
51	kid	2
52	own	2
53	share	2
54	she	2
55	so	2
56	than	2
57	that	2
58	time	2
59	well	2
60	what	2
61	against	1
62	alright	1
63	angel	1
64	anyone	1
65	breath	1
66	cause	1
67	children	1
68	dive	1
69	dream	1
70	dress	1
71	faith	1
72	fall	1
73	fight	1
74	follow	1
75	future	1
76	give	1
77	hand	1
78	hear	1
79	heart	1
80	her	1
81	home	1
82	hope	1
83	kiss	1
84	lead	1
85	man	1
86	meet	1
87	mess	1
88	mine	1
89	more	1
90	never	1
91	now	1
92	odd	1
93	of	1
94	oh	1
95	person	1
96	right	1
97	say	1
98	secret	1
99	slow	1
100	someday	1
101	someone	1
102	still	1
103	stronger	1
104	sweet	1
105	underneath	1
106	up	1
107	wait	1
108	whisper	1
109	woman	1

 

 

どうでしたか？

 

種類としては109種類ありましたが
単体ではどれも知っている
ものばかりではないでしょうか。

 

少なくとも拒否反応が出るほど難しい
という英単語はないはずです。

 

barefoot, grass, odd, underneath
などはちょっとなじみが薄い人も
いるかも知れませんが
知ってしまえば全く難しくないです。

 

 

 

 

この記事でいいたいのは

35億再生の世界的名曲で使われる英語も超シンプル

ということなので細かい和訳解説は
他の方にお任せすることにしますが

 

いま一度使われている単語を見て
いかにシンプルか確認してみてください。

 

ちなみに“fight against all odds”は
トランプ大統領も公の場で使っています。

Perfectで使われた単語は98％が超基本単語だった

言語学者の研究によって作られた
「NGSL」という英単語リストがあります。

 

 

というものです。

 

つまり、このリストに記載されいている単語は
超基本単語ということになります。

 

私はこのNGSLの存在は最近知りましたが、
便利すぎて魔法の単語リストと呼んでます。

 

使いこなしたかったので私自身、
自分で全部和訳してリスト作り直したくらいです。

※単語リストの詳細はこちらを見てください。好評です。

 

 

そして今回このPerfectの歌詞に入っている
108種類296単語をNGSLの単語リストに
照らし合わせてみました。

 

すると、
296単語のうち290単語が
NGSLに収録された単語だったのです。

 

 

つまり、

この歌詞の約98％はNGSL記載の超基本的な単語で成り立っている

ということです。

 

※薄い色がついた単語はIやyou等の所有格なので省いてます。
※ohは感嘆詞のため省いてます。
※causeはbecauseと同義と考えて省いてます。

 

リストに入っていなかった単語は、
上図の濃いピンク部分たったの6語でした。

darling / dive / barefoot / underneath / someday / angel

基本単語リストに入ってないといえども
やっぱりすべて簡単な単語ですよね。

 

 

 

 

 

“すでに世界的スターだったエド・シーランが
恋人にプロポーズするために書いた歌”

 

そんな一生を捧げるようなラブソングが
こんなにもシンプルな英語で書かれている
ということにはかなり驚きました。

 

 

だって何より、この歌詞、
最高すぎませんか？笑

 

ミュージックビデオと相まって
めちゃくちゃ感動できるんですよね。

 

 

 

こんなにシンプルな単語で
こんなに多くの人の心を動かせる。

 

 

英語ってスゴイ。言葉ってスゴイ。
って思います。

 

 

楽曲は一度出したら世には永遠に残りますし、
このPerfectはエド・シーラン個人的にも
生涯を通して大切にする歌になるわけですから

 

もっと複雑な単語や文章構造があっても
おかしくないと思っちゃいそうですが、
そんなことはなかったのです。

 

関係代名詞も仮定法もありませんでした。

 

 

 

やっぱり、

大事なことは
いつもシンプル

ということです。

 

 

また、個人的に今回一語単位で分析した結果、

 

という主張への信憑性がかなり高まりました。

 

ラブソングは超日常の話ですからその代表格
Perfectの歌詞98％をカバーしていたとなると
この単語リストはやっぱり信頼できますね。

Perfectは英語学習にもパーフェクト

Perfectは、
曲調も優しくテンポもゆっくりなので
リスニングにも最適です。

 

ポイントとして、

洋楽を聞くときは、必ずしも全部きれいな和訳
を頭に思い浮かべる必要はないです。

 

むしろ、最終的には
思い浮かべないほうがいいです。

 

 

なぜなら、
私たちは英語を英語で理解して
瞬時に英語でやりとりをできるように
したいはずだからです。

 

 

だから、歌詞でわからない所があれば
調べるのは問題ないですが、

一回意味を理解したらあとはそれを
英語で聞いて日本語を介さずに
イメージだけが浮かぶようにするといいです。

 

 

たとえば、さっき書いた
“fighting against all odds”が
「あらゆる困難に立ち向かって」
という意味だと知らなかったとします。

 

これを一度知ったあとは、

♪Fighting against all odds～

と、この歌詞の部分を聞いたときに
カップルがあらゆる困難に立ち向かってる様子
だけを思い浮かべるわけです。

二人がケンカしたり言い争いしたりして
でもちゃんと話し合いをして仲直りしている。

こんな情景やイメージだけをリンクさせます。

 

♪Fighting against all odds～

ときたら、脳内ではできるだけ

「あらゆる困難に立ち向かって」

という日本語は出さないようにしてください。

 

 

これめちゃくちゃ重要な話です。

他の洋楽を聞くときも、やってみてください。

 

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